FX口座開設の自己アフィリエイトは難しい?初心者が取引を行うために必要な知識

ポイントサイトなどでFX口座を開設しようとして条件を読むと、
「10万通貨の取引」とか「新規15lot+決済15lot」とか書いてあります。
更には新規建てやら往復やらFX会社によって書かれている条件はまちまち。
初心者にはなんのことかさっぱりわかりませんよね?
おそらくここがわからなくて、FXに手を出せない方もいらっしゃるかと思います。
ですので今回は、初心者がFXの取引を行うために必要な最低限の用語の説明を簡潔にしたいと思います。
通貨とかlotって?
通貨もlotもFXの取引単位です。
基本的には1lot=1万通貨となります。
実際にはもっと複雑でFX会社や取引通貨によっても異なりますが、基本的にはこのようになっています。
新規建てとか往復って?
FXには新規注文と決済注文の2種類の取引があります。
新規に取引する場合(売でも買でもOK)を新規注文、ポジションを持つといいます。
このポジションを売ることを決済と呼びます。
ポジションを持ち続けていると値動きにより損失がどんどん膨らむこともあるので、必ず決済しましょう。
例えば「新規建て10万通貨」が条件でしたら、
新規10万通貨+決済10万通貨
の取引が必要となります。
※片道10万通貨も同じ意味です。
では条件が「往復10万通貨」の場合は?
新規5万通貨+決済5万通貨=往復10万通貨
という計算になります。
※累計10万通貨も同じ意味です。
このように同じ「10万通貨の取引」が条件でも新規建てと往復では必要な取引が倍違うので注意が必要です。
取引にはいくら必要なの?(レバレッジ)
FXの取引を行うには資金(証拠金)が必要です。
1通貨から取引できるFX会社もあるのですが、最低1万通貨から取引可能というFX会社がほとんどです。
では1万通貨の取引を行うにはいくら必要なのか?
結論から書かせていただきますが、ドル円で取引する場合は余裕をもって5万円入金すれば取引が可能です。
少し詳しく説明させていただくと、
現在は1ドル=110円くらいなので、110円でドル円1通貨の取引が行えます。
1万通貨の取引だと1万倍の1,100,000円の資金が必要になります。
しかし、FXではレバレッジというシステムがあり、実際の所持金よりも多くの金額の取引を行うことができます。
日本のFX会社ではレバレッジは最大25倍となっているので、
1,100,000円÷25倍=44,000円
1ドル=110円のときは、44,000円あれば1万通貨の取引ができる計算になります。
相場は常に変動していますので、余裕を持って5万円入金すれば大丈夫でしょう。
何回取引が必要なの?
ドル円で1万通貨の取引を行う場合、基本的には取引1回です。
例えば、条件に「10万通貨の取引」と書かれていたら、10回の取引が必要です。
(10倍の資金を入金すれば、10万通貨を取引1回で行うことも可能です)
※新規注文+決済を取引1回と数えています。
取引では必ず損をする!?(スプレッド)
こちらの図をご覧ください。
買い(108.415)と売り(108.412)で数字が0.003違います。
この差がスプレッドと呼ばれるものです。
取引手数料みたいなものですね。
全く値動きがないと仮定して取引すると、108.415円で買っても108.412円でしか売れないのです。
ですからこの差0.003円=0.3銭損をすることになります。
この0.3銭というのは1通貨の場合です。
1万通貨の取引ですと 0.3銭を1万倍して30円。
もちろん相場の動きによってプラスになることもありますが、このスプレッドの分は必ず損をすると考えて取引を行いましょう。
また、スプレッドは取引する通貨やFX会社によって異なります。
こちらのFX会社だと買(ASK)と売(BID)の差が0.01(1銭)。
先程のFX会社と違うことがわかると思います。
同じ1万通貨の取引でも 1銭(0.01円)×1万=100円の損失
50万通貨の取引となったら50倍で5,000円くらいの損失は覚悟しなくてはなりません。
このようにスプレッドの幅が大きく取引通貨が多くなるほど損失額も増えていきます。
※相場は常に変動していますので損失額はおおよその目安としてお考え下さい。
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