銀行で投資信託を買うことのデメリット 利益がでない仕組みになっている?

ちょっと気になる記事をみかけました。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13572718.html
銀行で投資信託を買った人の半数近くは損をしているそうです。
うーん、この数字は個人的にはガッカリですね・・・。
この記事に載っている表ですが、これを見るとかなりのバラつきがありますねー。
50%以上得している人もいらっしゃいますが、10%までの損の人の割合が一番高いです。
この表をみたら、投資信託を買ったことがない人はやってみようとは思わないのではないでしょうか。
これだけ損をしている人がいるのは、株価が下がっているから、というわけではなさそうです。
実際にここ近年は日本も含め世界的には上がっていますし・・・。
私が気になったのはこの部分です。
各行の販売・運用姿勢や商品の品ぞろえが、顧客の資産形成に影響を及ぼした可能性がある。
この記事は有料なので無料の部分は冒頭しか読めないのですが、銀行の販売・運用姿勢にに問題があることを指摘しています。
どういうことなのか考えてみると、これは私の推測ですが、
販売・運用姿勢→回転売買(どんどん商品を乗り換える)や手数料の高い商品をすすめている。
商品の品ぞろえ→そもそもお客さんにとっていい商品ではない(手数料が高い商品が多い)
ということではないでしょうか?
銀行の立場からすると、お客さんにはどんどん金融商品(投資信託)を買い替えてもらったほうが手数料が入るので儲かります。
当然、手数料をとられればとられるほど、私たち利用者の利益は少なくなります。
それでも私たち利用者に利益があるならまだしも、この記事のように半分の人が損をしているのでは、ちょっと銀行では投資信託を購入したくないですよねー。
銀行の窓口に投資信託の相談しに行ったら、おそらく銀行にとって利益の高い商品を紹介されると思います。
でも、銀行にとって利益の高い商品=私たちにとっては不利な商品
なんですよね・・・。
そしてそのような商品を次から次へと短期間で乗り換えさせられてしまっては(回転売買)、手数料の分だけ損してしまいます。
(優良な商品なら乗り換える必要はないのでは?)
この記事が指摘しているのは、このようなことだと思います。
もしこのようなやり方(販売方法)をしているならば、とても残念に思います。
逆に言えば、投資信託を購入する側もある程度の知識は持っていないと、いいカモになっちゃうのかーとも思います。
私はネット証券を利用し、自分で商品(投資信託)を選んで購入しています。
担当者とかいませんので自分の判断で商品を選んで手続きしなければなりませんが、営業の電話がかかってくるようなことは一切ありません。
私のスタイルは基本的には、ダウ平均株価や日経平均株価といったような株価指数に連動することを目指すインデックスファンドのバイ・アンド・ホールドです。
買ったら売らずに放置です!
それでも長期間保有していれば、損することなく利益は出ているのです。
リーマンショックでも長期間保有していたらプラスになった時のお話
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