個人投資家のリターンは市場平均を下回っている!ほったらかしにしておいたほうが儲かる!?

私の投資方法は基本的には買ったらほったらかし、「バイアンドホールド」のスタイルです。
もちろん投資には売買を繰り返して利益を追求する方法もあります。
(こちらの方法のほうが一般的なのかな?)
安い時に買って高い時に売れたら最高ですよねー。
でもこの方法について、楽天証券のコラムで考えさせられる記事が載っていたので、感想を書いてみたいと思います。
出典:楽天証券トウシルより
この記事の内容を簡単にまとめると、
売買を繰り返す個人投資家の運用成績は「S&P500」を下回っている!
ということです。
※S&P500については私もこちらの記事で触れているのでよろしければどうぞ。
つまり、売買を繰り返すよりは「S&P500」に連動することを目指す投資信託を買って放置しておいたほうが儲かったよってことです。
しかもこれは日本より投資意識が高いと思われるアメリカでの調査結果です。
銀行で投資信託を買った人の半分近くが損しているらしい日本だと、もっとひどい結果になっているのではと個人的には思います。
銀行で投資信託を買うことのデメリット 利益がでない仕組みになっている?
当たり前ですが損しようと思って投資する人はいないと思います。
多くの利益を出そうと思って皆さん売買されているはずです。
ですが、その結果はほったらかしに負けている・・・。
時間を費やしていろいろ考えて売買しても、時間をかけずに放置しているだけに勝てないなんて衝撃的な結果ですね。
それだけ「安く買って高く売る」ってことは難しいことなんだと思います。
なぜこんな結果になったのか、投資家のマインドが大きく影響しているようですね。
コラムの下のほうには投資家の心理を表すわかりやすい表が載っています。
(株が下がると現金を増やし、上がると現金を減らす投資家というところ)
多くの投資家は株価が下がると売ってしまって、上がると買ってしまうようです。
株価が下がるとこれ以上損するのが怖くなって売ってしまう。
逆に上がればもっと上がるだろうと強気になって買ってしまう。
これが普通の人の心理なのではないでしょうか。
でもこれだと、「高い時に買って安い時に売る」ってことなんですよね。
この調査の結果は平均ですので、中には売買を繰り返して多くの利益を出される方もいらっしゃると思います。
ですが、平均するとほったらかしにしておいたほうが多くの利益が出ている。
つまり私のような素人は売買を繰り返すのではなく、買ったらほったらかし(長期保有)のほうが利益が出やすいということですね。
※投資は必ずしも利益がでるとは限りません。
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